MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝（三井ガーデンホテル台北忠孝）

文／高田雅子　写真／陳正國・和苑三井花園飯店

MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝（和苑三井花園飯店台北忠孝）三井ガーデンホテル台北忠孝

MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝

台北の旅をサポートする日本のおもてなし

2020年8月に台北市中心部に誕生した「MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝（和苑三井花園飯店台北忠孝）」は、日本の人気ホテルチェーン「三井ガーデンホテル」初の海外ホテル。「Taiwan Character × Japan Quality」をコンセプトとしたホテル建築は、台湾の自然美と日本の建築美が巧みに溶け合った、まさに台北の新しいランドマークにふさわしい佇まい。板南線・中和新蘆線の2つのメトロ路線が交差するMRT忠孝新生駅3番出口から徒歩30秒という最高のロケーションで、台北駅から2駅、台北松山空港からはタクシーで約15分と、どこへ移動するにもアクセス抜群なのも魅力だ。全館に徹底した感染対策、24時間の日本語対応、日本スタイルのきめ細やかなサービスが、ストレスフリーのホテルステイを約束。観光にもビジネスにも最適のホテルだ。

MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝三井ガーデンホテル台北忠孝

MRT忠孝新生駅3番出口の公共レンタサイクル

台湾のアーティストの作品が掛けられたロビー

GUEST ROOM

客室はジュニアスイート1室を含む、全297室。客室面積は全室21㎡以上あり、大きな窓と平均3.2mの天井高が圧倒的な解放感を演出。一般客室はライトグレーが基調のシックなインテリア。室内に置かれた台湾原住民族の織物をモチーフとしたホテルオリジナルアートやベッドスローが、モダンな客室にエキゾチックな雰囲気を添えている。客室タイプはツインやキングのほか、トリプルも用意。一部ツインはコネクティングルーム利用も可能。また、「九份」「台湾スイーツ」「台南古民家」をイメージした3タイプのコンセプトルームもあり、旅のスタイルや同行者の人数に応じた客室を選ぶことができる。

全室にTOTOウォシュレットと台湾では希少な暖房を完備三井ガーデンホテル台北忠孝

全室に台湾では希少な暖房とTOTOウォシュレットを完備

お茶の時間が楽しくなるセンスのいい茶器

浴場などへの移動に重宝する台湾レトロバッグ

ジュニアスイート

隠れ家風の入口がエレベーターホールの壁と一体となっており、外からはどこに部屋があるかわからない。開放感抜群の夜景が美しい客室で、静かに落ち着いた滞在を望むゲストにおすすめ。

ジュニアスイート三井ガーデンホテル台北忠孝

モデレートコーナークイーン

角部屋で視野が広くリラックスできる。ゆったり過ごしたいゲスト向け。

モデレートコーナークイーン三井ガーデンホテル台北忠孝

コンセプトルーム

好饗甜甜〜Sweets〜

台湾スイーツをモチーフにしたキュートな客室

マカロンのオブジェが置かれたテラス（安全のため立入不可）

好嚮九份〜Retro〜

レトロな郊外の街「九份」をイメージした客室

落ち着いた色調と精緻なしつらえのインテリアが神秘的

好想故郷〜Nostalgic〜

台湾の伝統工芸を内装や家具に配置し、古都台南の古民家を再現した客室

レトロな雰囲気のアートテラス（安全のため立入不可）

FACILITIES

大浴場

旅先で疲れた体を癒してくれるのは、なんといっても思い切り手足を伸ばせる、広々とした大浴場だろう。MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝の最上階には、台北市内では希少な日本式の大浴場を完備。浴場の洗い場も日本と同じつくりで、お湯の温度も日本人好みの40度以上に設定してあるというのも日本人にはうれしい限り。ホテル前には視界を遮るものがないため大浴場からの眺望も楽しめる。早朝にも利用できるので、朝食前にひと風呂浴びるのもおすすめ。たっぷりのお湯に身体を浸すのは至福のひと時。心ゆくまで湯あみを満喫しよう。

女性大浴場

寝湯を設置した広々とした浴場で、窓の外に台湾の山々をモチーフとした空中庭園を設置。

女性大浴場三井ガーデンホテル台北忠孝

男性大浴場

眺望絶佳な大浴場。お湯につかりながら台北の街を一望できる。

男性大浴場三井ガーデンホテル台北忠孝

脱衣所

和モダンスタイルのしっとりと落ち着いたインテリア。湯上りのお手入れタイムを心地よく過ごせる。

充実したアメニティ。タオル類は客室より持参

ロッカーには小物入れも。靴は入り口で脱いでロッカー下段へ

カードキーをかざして入場するためセキュリティ対策も万全

入口前の自動販売機ではイチゴミルクやコーヒーミルクの販売も！

ラウンジ

2階のラウンジは宿泊ゲストが自由に使える空間。窓の外に街路樹の緑が広がっており、公園の中にいるような開放的な雰囲気が心地よい。台湾の作家によるアート作品や書籍も置かれており、ドリンク片手にくつろぎながら、台湾文化に触れることもできる。

2F(LOUNGE) 三井ガーデンホテル台北忠孝

RESTAURANT

一日のエネルギーをチャージする朝食も、旅の楽しみの一つ。朝食をいただくのはホテル1階のカジュアルイタリアン・レストラン「JAPOLI」。朝食ビュッフェには、安心の日本食メニューを始め、専門店のピザなどが並ぶ。

朝食ビュッフェ

中でも必食は、台湾産ブランド黒豚をトロトロになるまで煮込んだ「魯肉飯（ルーローファン）」、和風だしであっさり味に仕上げた台南名物「担仔麺（タンツーメン）」、5種類の海鮮と白米で炊き上げた「海鮮がゆ」、放牧地鶏やブランド黒豚の「味噌焼き」など、台湾の新鮮食材に鰹節や昆布だしなど和の要素を加えた、ここでしか味わえないオリジナルアレンジの台湾料理だ。栄養バランスと美味しさを兼ね備えた朝食で、旅先で疲れた体を優しく整えよう。

魯肉飯

担仔麺

味噌焼き

海鮮がゆ

ACTIVITIES

ホテル周辺には歩いて行ける範囲に観光やグルメが楽しめるスポットも少なくない。滞在中に時間があれば、ぜひ散策に出かけてみよう。ホテルから西へ徒歩約10分の「華山1914文化創意産業園区」は、演劇・アートなど様々なイベントを開催している文化施設。もとは1914年建設の酒造工場で、レトロな建物は一見の価値がある。雑貨ショップやカフェ、レストランも充実しており、散策が楽しいスポットだ。

華山1914文化創意産業園区