新東陽 で台湾全島を発見
台湾名産巡り
台湾土産といえば何を思い浮かべるだろうか? 一年中一番人気のパイナップルケーキ? それとも最近人気上昇中のヌガーキャンディ? はたまた大人に人気のお酒のお伴カラスミだろうか?
台湾ではほとんどどこの地方都市にも特有の名産があり、これらは地元の特産品を用いて作られている。宜蘭のキンカン蜜餞、新竹の杮餅、台中の太陽餅、大甲のタロイモケーキ、台南のドライマンゴー、高雄のカラスミ、屏東のサクラエビ等は、どれも台湾を代表するにふさわしい名産。台湾一周の旅をする機会はなかなかないかもしれない。そんな時は「新東陽」の店舗に足を運ぼう。台湾の食品大手「新東陽」では台湾全島の土産物を取り揃え、台湾を周遊したかのように、台湾各地の名産を手に取ることができる!
新東陽
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目次
台北
新東陽 ヌガーキャンディ
ヌガーキャンディは台湾土産物界のニュースターといえるだろう。実は歴史が古いヌガーキャンディだが、近頃さまざまな業者が高級食材を用い、製法を工夫して、弾力と柔らかさのある口当たり、多様な味わいの新たな表情を持ったヌガーキャンディが登場している。新東陽ブランドのヌガーキャンディは、粒が大きく香りが強い台湾12号ピーナッツ、カリフォルニア・アーモンドを用い、豊かなミルクの香りとナッツの旨味が、口の中で軽やかなハーモニーを奏でる。バターピーナッツ、塩味ピーナッツ、オリジナルアーモンド、マンゴーアーモンド等種類も豊富。アフタヌーンティーのお伴に、職場の仲間へのお土産にもぴったり。
新東陽 パイナップルケーキ
台湾グルメといえば、外国人観光客の多くはショウロンポウ、牛肉麵を思い浮かべるだろう。同じように「パイナップルケーキ」も台湾土産の代表と考えられ、台湾名産の定番ともなっている。実はパイナップルケーキは常に進化している。品種改良を経ていないかつての台湾パイナップルは繊維が荒かったため、パイナップルケーキにする際には、パイナップル餡に大量の冬瓜餡を混ぜていた。けれども、台南が特に有名な、現在の台湾パイナップルは繊維が細かく味も良いため、パイナップルケーキのパイナップル果肉の使用割合が高く、餡の甘酸っぱさと、パイ皮の香りが新しい黄金比率を生み出している。どうりで人気がいつまでも衰えないはず!
台北おすすめスポット
台北MRT東門駅周辺の永康商圈は、外国人観光客が必ず訪れるスポット。世界的に有名な台湾グルメである小籠包、マンゴーアイスの店が軒を連ねるだけでなく、路地裏には多くの茶芸館やカフェ、ユニークなショップが集まっている。半日程度はかけてゆっくり散策したい。
台中
紫晶酥(タロイモケーキ)
台湾タロイモは、日本や韓国のものとは品種が異なり、かなり大きい。また、スイーツの餡に適した食感を持つため、台湾ではタロイモやタロイモペーストを加えたスイーツがよく見られ、甘いスープやかき氷で目にする甘く煮たもの、タロイモ団子、タロイモペースト入りロールケーキ、タロイモケーキ等がある。「新東陽」が販売する「紫晶酥」は台中大甲の有名ブランドで、大甲特産のタロイモを餡の原料に餅も包み、一口齧ればタロイモの香りが口いっぱいに広がり、続いて弾力のある餅がバラエティに富んだ食感をもたらしてくれる。甘さもちょうどいい。意外性で友達を驚かせてみたければ、「紫晶酥」はおすすめだ。
台中おすすめスポット
草悟道は台中市の中心部に位置する遊歩道。国立自然科学博物館から国立台湾美術館まで続き、特色ある商店やエキゾチックなレストランが並び、週末にはアートイベントやバザーも開かれ、芸術の息吹が満ちている。また、台鉄台中駅近くの緑川、柳川河岸廊道は、台湾版のソウル清溪川景観河岸とも呼ばれ、最近台中市内で最もホットなFBチェックインスポットだ。夜の帳が下りれば河岸の景色はさらに美しくなる。
高雄
新東陽 カラスミ
毎年冬になると成熟したボラが黒潮に乗って台湾にやってくる。漁民に豊かな恵みをもたらす他、台湾のカラスミ産業の百年を超える発展を支えてきた。西部沿海の町々の多くがカラスミ加工で知られるが、中でも高雄は「カラスミの故鄉」と呼ばれるほど。カラスミはキャビアに劣らない高級食材。複雑なプロセスを経て加工され、ボラの旨味が凝縮されている。台湾では一般に、カラスミを酒に浸した後フライパンで焼きスライスし、薄く切った生の大根かニンニクネギといっしょに頂く。最高の酒のおつまみであるばかりか、砕いてパスタやチャーハンに入れても美味しく、どんな食べ方であろうと、脂が乗った旨味が感じられる。大切な方への贈答品にいかがだろうか。
高雄おすすめスポット
臨海都市、高雄は台湾最大の港街。温暖な気候と便利なMRTで、観光客にとっては訪れ易い都市だ。MRT橘線塩埕埔駅で下車すれば、愛河畔りを散策でき、また船で愛河を遊覧することもできる。さらに港の倉庫群をリノベーションした「駁二芸術特区」では、展示を見学し、商店を見て回り、美食に舌鼓を打ち、潮風に吹かれながら港の景色をのんびり眺めることができる。
新東陽 台湾名産巡り マップ
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