2026年開通! MRT三鶯線 1DAYトリップガイド!

文/視野創異行銷 写真/視野創異行銷

2026年開通! MRT三鶯線 1DAYトリップガイド

2026年開通! MRT三鶯線1DAYトリップガイド

MRT乗車・老街レトロ散歩・グルメ・アート

今回開通したのは、新北市の土城、三峡、鶯歌を結ぶ全長14.29㎞、LB01頂埔駅からLB12鶯桃福徳駅までの12駅。頂埔駅で台北MRT板南線、鶯歌駅で台湾鉄道に連絡しており、台北方面から「三峡老街」や「鶯歌老街(陶磁老街)」、2025年4月に開館した「新北市美術館」など、新北市の人気スポットを組み合わせた日帰り旅行ルートの選択肢がより広がった。MRT三鶯線は全線高架式で、車両は全自動無人運転の2両1編成。なかでも最前列の窓横の席は、走行中に運転手気分で線路の展望が眺められると、鉄道ファンや親子連れの人気を集めている。新しいMRTに乗って、魅力あふれる新北市の観光スポットに遊びに行こう!

LB01頂埔駅

新北MRT公式サイト
Web:www.ntmetro.com.tw

 

出発前に準備しておきたいもの

台湾のSIM/eSIM/ポケットWi-Fi予約:【KKday】
空港MRT乗車券 予約:【KKday】
桃園空港→台湾各地送迎予約:【KKday】
台北市内ホテル予約:【agoda】|【Klook】|【KKday】

 

09:30 MRT三鶯線頂埔駅から出発!

MRT板南線頂埔駅

MRT板南線頂埔駅

MRT三鶯線の起点駅の頂埔駅はMRT板南線に連絡している。板南線の改札を出たら、地上の三鶯線の改札を目指そう。連絡通路にはMRT三鶯線の公式マスコットキャラのウサギ「小陶氣」のオブジェや公共芸術作品なども展示されており、楽しく移動できる。

MRT板南線頂埔駅

MRT三鶯線の職員に扮した小陶氣

MRT三鶯線の職員に扮した小陶氣

 

09:40 先頭車両で運転手気分を満喫!

MRT三鶯線の車両

三鶯線の車両は爽やかな水色。二両編成で、全線自動運転だ。先頭車両に乗ると、運転手気分が味わえる。三鶯線の線路ははすべて高架線路なので眺めがよく、アップダウンやカーブもあり、アトラクションのような楽しさもある。鉄道好きなら見逃せないポイントだ。

MRT三鶯線の車両

 

10:00 台北大学の構内にある駅にびっくり!

最初の目的地「三峡老街」の最寄り駅は台北大学駅。この駅は大学構内に位置している。大学側の1番出口から外に出てみると、まずは台湾原住民族の衣装を着た三鶯線のマスコットキャラ・小陶氣がお出迎え。可愛いオブジェは記念撮影にぴったり!

台湾原住民族の衣装を着た三鶯線のマスコットキャラ・小陶氣

駅の外に広がる大学構内は、約60haの敷地に数万本の樹木や四季折々の花々が植えられており、市民の憩いの場ともなっている。時間があれば大学構内を徒歩や公共レンタサイクルYouBikeで散策するのもおすすめだ。

国立台北大学のキャンパス

 

10:30 三峡老街を散策!

三峡老街

MRT台北大学駅から「三峡老街」までは駅の2番出口から徒歩12分。三峡老街は三峡河(三峡渓)に隣接する約260mの民権街一帯の商店街を指す。18世紀から藍染めや水運で発展した街で、日本時代に現在の赤レンガの街並みが完成した。和洋中のデザインや文様が取り入れられた華麗なバロック様式建築の建物は、三峡老街を代表する見どころとなっている。

三峡老街

三峡老街
Add:新北市三峽區民權街37-147號

 

11:00 三峡老街名物グルメを食べてみよう!

三峡老街には名物グルメがいくつかあるが、そのなかでも三峡老街に来たほとんどの人が食べるのが、豚の血でもち米を固めた「豬血糕」だ。特製の甘辛いたれを塗り、落花生粉をまぶした三角形の豬血糕は、見た目は不思議だが臭みなどはなく、もちもちして非常に美味。辛い物が好きな人は、お店のスタッフに「要辣(ヤオラー)」と伝えて辛いたれを塗ってもらおう。

鄭記三角豬血糕

おやつやお土産に人気なのが牛の角の形をした「金牛角」という名前のパン。クロワッサンに似ているが、金牛角はサックリした皮の中身はもっちりとした食感が特徴だ。三峡市場そばに店舗を構える元祖の福美軒はプレーンタイプのみを販売。三峡老街にはチョコレート入りやパンにアイスをのせたバージョンなど、様々なテイストの金牛角を販売している店舗も多数あり、食べ比べも楽しい。

上から巧克力(チョコレート)、波羅(メロンパン風) 金牛角

上から巧克力(チョコレート)、波羅(メロンパン風)

ランチはレトロなインテリアの食堂へ行ってみよう。「厚道飲食店 三峽店」は三峡老街入口そばの建物2階にある食堂で、看板メニューは「排骨飯」が人気。ご飯の上の排骨(豚肉の唐揚げ)は衣がサクサクで、肉もジューシー。がっつり食べたい時におすすめのメニューだ。つるつる&もちもちの食感が楽しいライスヌードル「米苔目」も人気がある。

左から手工米苔目、排骨飯

左から手工米苔目、排骨飯

鄭記三角豬血糕
Add:新北市三峽區民權街87號
Open:10:00-17:30、水曜定休

三峽金牛角(本店)
Add:新北市三峽區民權街63號
Open:9:00-18:00

厚道飲食店 三峽店
Add:新北市三峽區三峽里長福街10號2F
Open:11:00–14:30、16:30–19:00、月曜定休

 

12:00 廟建築の殿堂・清水祖師廟に参拝!

清水祖師廟(三峽長福巖)

三峡老街の入口わきの「清水祖師廟」は18世紀創建の古刹。宋代に悟りを開いた高層「清水祖師」を祀っており、三峡に住む人々の信仰の中心となっている。壮麗な廟建築でも知られており、精緻な彫刻が施された石柱や、華麗な木彫の装飾などは必見。まるで芸術品のような廟は、まさに「東方芸術の殿堂」といえる美しさだ。

清水祖師廟(三峽長福巖)

清水祖師廟(三峽長福巖)
Add:新北市三峽區長福街1號
Open:5:00-22:00

 

13:00 新北市美術館を参観! 

三峡老街散策後は鶯歌へ向かおう。もと来た道を戻り、再びMRT台北大学駅からMRTに乗車。次のMRT鶯歌駅でホームに下りたつと、目の前に見える建物が次の目的地の「新北市美術館」だ。

新北市美術館

新北市美術館

2025年4月に開館した「新北市美術館」の建物は、近隣の河岸で見られる葦をモチーフにしたデザイン。白と銀に彩られたスタイリッシュな現代建築の美術館は、早くも鶯歌の新たなランドマークとなっている。館内はシンプルなデザインで、展示品が引き立つ造りになっている。

新北市美術館

新北市美術館

5階の売店兼カフェは眺めが素晴らしく、橋を渡るMRTの車両の姿や緑地のインスタレーション作品なども見ることができる隠れた景観スポット。美術館のオリジナルグッズはお土産にもぴったりだ。

新北市美術館

新北市美術館

美術館の屋外エリア西側の広場には、芝生の上に大きな陶器のオブジェが並ぶ、絵本のような世界が広がっている。大人の背丈より大きな陶器の食器と並ぶと、まるで小人になったような可愛い写真が撮影できる人気スポットだ。

新北市美術館

新北市美術館
Add:新北市鶯歌區館前路300號
Open:10:00-17:00、土曜・日曜10:00-18:00、月曜休館

新北市美術館チケット【KKday】

 

14:30 新北市立鶯歌陶瓷博物館を参観!

新北市立鶯歌陶瓷博物館

楽しい記念撮影の後は、陶器のオブジェのある広場から徒歩5分の「新北市立鶯歌陶瓷博物館」へ足を運ぼう。ここは台湾初の陶磁器がテーマの博物館。

新北市立鶯歌陶瓷博物館

常設展では、陶磁器作品やデジタル技術を導入したインタラクティブ展示を通して、台湾と鶯歌の陶磁器の歴史や文化を楽しく学べる仕組みがあちこちに施されている。古代から現代につながる陶磁器(セラミック)の発展の軌跡は非常に興味深い。

新北市立鶯歌陶瓷博物館

新北市立鶯歌陶瓷博物館

館内では芸術家の陶芸作品も展示しており、アート鑑賞としての楽しみもある。1階入口隣にあるギフトショップでは、カップや食器、クリエイティブグッズなどおしゃれな商品が並んでおり、お土産探しも楽しめる。

新北市立鶯歌陶瓷博物館

新北市立鶯歌陶瓷博物館
Add:新北市鶯歌區文化路200號
Open:9:30-17:30、土曜・日曜9:30-18:00、月曜休館

新北市立鶯歌陶瓷博物館チケット【KKday】

 

15:30鶯歌老街を散策!

鶯歌老街(陶瓷老街)

「新北市立鶯歌陶瓷博物館」の見学を終えたら、博物館から徒歩7分の「鶯歌老街」へ。陶磁器の街として有名な鶯歌老街には、作家物の作品から安価な日用品まで、あらゆる種類の陶磁器を扱う店が軒を連ねている。手ごろな価格の茶器など、好みの器を探して店を巡るのも楽しいひとときだ。

鶯歌老街(陶瓷老街)

鶯歌老街ならではの特別なお土産と思い出をGETしたいなら、素焼きのカップや皿への絵付けや、ろくろを使った陶芸体験などのDIY教室に参加するのもおすすめ。予約不要でDIY教室を開催している店もあるが、確実に体験したい場合は事前に気になる店の教室を予約しておくといいだろう。

鶯歌老街(陶瓷老街)

重慶街に佇む赤レンガの建物は、古いレンガ造りの窯を再利用した複合空間。館内には陶磁器の展示を行うギャラリーやショップ、土産物店、レストランが入店しており、ショッピングや休憩に便利なスポットだ。なかでも、美しいランタンで埋め尽くされたかつてのトンネル窯は老街の隠れたフォトスポットとして人気を集めている。

鶯歌老街陶館

鶯歌老街陶館

鶯歌老街(陶瓷老街)
Add:新北市鶯歌區尖山埔路・重慶街・育英街一帯

鶯歌老街陶館
Add:新北市鶯歌區重慶街95・99號101號

青磁製品手作り体験 【KKday】
陶芸体験 【KKday】

 

17:00レトロ建築のスタバでほっこりタイム

重慶街と育英街の交差点に立つモニュメントも人気の撮影スポット。陶器のモザイクでは鶯歌老街の別名である「陶瓷老街」の文字が書かれたモニュメントは老街のランドマークのひとつとなっている。

陶瓷老街

このモニュメントの後方に佇む赤レンガ建築は、もとは陶磁器の街・鶯歌の発展に重要な役割を果たした新太源電磁陶器の創業者・王居萬氏の一族の邸宅だった建物。外壁に記された王家の英語表記のイニシャル「K」をはじめ、室内のテラゾー仕上げの床や階段踊り場のゆうな菱型の透かし窓など、往時の面影が残る建物はリノベーションされ、現在は「スターバックスコーヒー鶯歌店」として利用されている。

スターバックスコーヒー 鶯歌店

地元の陶芸家の作品が飾られた店内は、温かみのある照明が居心地の良い落ち着いた雰囲気を演出。散策の途中に立ち寄って、古い街並みの息吹を感じながら、ゆったりとした時間をすごそう。

スターバックスコーヒー 鶯歌店

スターバックスコーヒー 鶯歌店

スターバックスコーヒー 鶯歌店
Add:新北市鶯歌區育英街67號
Open:7:00-21:00

 

MRT三鶯線 1DAYトリップ マップ

 

※掲載情報は取材時のものであり、現在の情報とは異なる場合があります。