深澳線 ・ 平渓線 ローカル線で海と山へ!

企画構成/高田雅子 文/高田雅子 写真/陳正國・張晉瑞・視野創異行銷

深澳線・平渓線 ローカル線で海と山へ!

 

深澳線・平渓線

ローカル線で海と山へ!

海辺を走る深澳線と山間部を走る平渓線は、山海の絶景が訪れる人を魅了するローカル線。深澳線の前身は、日本時代に軽便鉄道「金瓜石線」として開業した鉱山鉄道で、基隆濱町(八尺門)から瑞芳水湳洞を結び、金爪石の鉱物資源を基隆へ運んでいた。

1960年代に台湾鉄道に併合され深澳線となったのち、2000年代に営業を停止。その後は廃線となっていたが、2014年に国立海洋科技博物館の開館に合わせて海科館駅が新設され、2016年には八斗子駅も旅客営業を再開し、全長4.2㎞の現在の姿となった。

一方の平渓線は全長12.9㎞。前身は日本時代に台陽鉱業が石炭運搬のために敷設した「石底線」で、1929年に台湾総督府に買収され、平渓線としての運行が始まった。現在も沿線に数多く残る炭鉱遺跡を目にすることができる。現在、両線は宜蘭線の瑞芳駅経由で相互直通運転を実施している。途中下車しながら、異なる魅力を持つふたつのローカル線の旅を満喫しよう!

深澳線・平渓線

1. 台湾鉄道瑞芳駅から深澳線・平溪線に乗換え、各駅へ
2. MRT圓山駅・忠孝敦化駅・市政府駅から1579バスで「海科館(碧水巷)」「八斗子車站」下車、深澳線に乗換え
3. MRT木柵駅から台湾好行バス木柵平溪線で平渓線菁桐駅・平渓駅・十分駅間の各スポットへ

台湾鉄道・平渓線1日周遊券
深澳線八斗子駅から平渓線菁桐駅までの区間が1日乗り放題!
bit.ly/3LII7UW

公路客運(バス路線検索)
www.taiwanbus.tw

台湾好行・木柵平渓線
www.taiwantrip.com.tw

湾好行・木柵平渓線 パッケージチケット
沿線の深坑・石碇・平溪を旅する6つのパッケージツアー。交通チケット・記念品・クーポンなどを含む。購入は下記公式サイトで。
freeyourself.tw/jp

 

 

深澳線

海科館駅

国立海洋科技博物館(海科館)への交通手段として2014年に新設された。台湾鉄道最北端の駅としても知られる。

海科館駅

深澳線

台湾鉄道海科館駅から徒歩で各スポットへ
※国立海洋科技博物館と海科館駅、周辺スポットをつなぐ無料シャトルバスあり
※無人駅のため駅の出入りはICカードを使用

 

国立海洋科技博物館

2014年に開館した海洋と科学技術がテーマの博物館。敷地は日本時代にアジア最大規模を誇った北部火力発電所の跡地で、建物わきに火力発電所の遺跡も一部残されている。

国立海洋科技博物館

本館にあたる主題館では、海洋生物、海洋科学、環境、産業などの展示を通して、遊びながら海洋世界について理解を深めることができる。IMAX 3D海洋劇場などの分館、公園や遊歩道を含む屋外園区もあり、1日楽しく遊べるスポットだ。

国立海洋科技博物館

国立海洋科技博物館

国立海洋科技博物館・主題館
基隆市中正區北寧路367號
9:00-17:00(最終入場16:00)、旧暦大晦日、月曜休館(祝日・連休
www.nmmst.gov.tw

 

潮境智能海洋館 i OCEAN

潮境智能海洋館 i OCEAN

2022年に開幕した国立海洋科技博物館の別館。高さ8mの水槽で泳ぐ魚たちや暗闇で煌めくクラゲなどの海洋生物を観察したり、5Gやバーチャルリアリティ(VR)、拡張現実(AR)を使った海底トンネルアドベンチャーを体験したりできる、水族館のような雰囲気の博物館だ。カフェからは大きなガラス窓越しに海と山の絶景が眺められる。

潮境智能海洋館 i OCEAN

潮境智能海洋館 i OCEAN

基隆市中正區北寧路369巷61號
02-2469-6000
9:00-17:00(最終入場16:00)、旧暦大晦日、月曜休館(祝日・連休は開館)
NT$300(主題館・特別展・シアター・各別館は別料金)
iocean.nmmst.gov.tw

 

潮境公園

海洋科技博物館北側の岬に位置する「潮境公園」からは、遠く九份や基隆山を一望できる。岬に突き刺さるように並んだほうきアートが「映える」と、写真撮影スポットとしても人気。

潮境公園

基隆市中正區北寧路369巷

 

 

八斗子駅

「北台湾で最も美しい駅」と称えられる深澳線終着駅。ホームからの眺望がすばらしく、海と鉄道を同時にカメラに収めることができる。

八斗子駅

台湾鉄道八斗子駅から徒歩で各スポットへ
※無人駅のため駅の出入りはICカードを使用

 

深澳鉄道自行車

2019年に正式開業した「深澳鉄道自行車」は、八斗子から深澳までの旧深澳線軌道を利用したレールバイク。全長は1.3kmで、片道約20分の沿線には海岸の風景やイルミネーションに彩られたトンネル、炭鉱遺跡が続く。線路は平坦で、二人乗りの車両には電動アシストも付いているので、のんびり風景を眺めながら楽しく散策できる。

深澳鉄道自行車

深澳鉄道自行車

八斗子駅:新北市瑞芳區建基路二段121號
深澳駅 :新北市瑞芳區建基路二段1-1號
片道NT$150、往復NT$300
www.railbike.com.tw/ja
※公式サイトから事前予約をおすすめ

 

好好基地 HOHObase

レールバイクを楽しんだ後は、海辺のカフェで一休み。深澳鉄道自行車八斗子駅から徒歩2分の線路沿いに位置するカフェは、コンテナを利用したユニークなスタイル。ドリンクのほか、食事やスイーツも提供しており、2階席では美しい海を眺めながら最高のティータイムが満喫できる。

好好基地 HOHObase

好好基地 HOHObase

好好基地 HOHObase

新北市瑞芳區建基路二段93號
11:00-19:00、月曜・火曜定休
ミニマムチャージ:1人ドリンク1杯、席利用:休日は2時間まで
facebook.com/hohobase

 

 

宜蘭線

瑞芳駅

宜蘭線瑞芳駅は、人気観光地の九份方面へのバスや、深澳線・平渓線への乗換客で賑わう、瑞芳・平渓地区観光の玄関口。駅構内に旅行サービスセンターも設置されている。

瑞芳駅

瑞芳駅

台湾鉄道瑞芳駅から徒歩で各スポットへ

 

瑞芳老街

日本時代から1960年代にかけて、瑞芳駅は九份、金瓜石で採掘された金や銅などを基隆に運ぶ軽便鉄道と、瑞芳・平渓地区の炭鉱をつなぐ鉄道が交差する重要な中継地として繁栄を極めた。深澳線・平渓線が停車する3番ホーム側の改札は、当時は駅の正面玄関口で、改札前の商店街「瑞芳老街」は瑞芳地区随一の繁華街だった。

瑞芳神社石灯篭

瑞芳神社石燈籠

瑞芳旅社

瑞芳旅社

いまでも老街を歩くと、改札を出てすぐ左の瑞芳神社の石燈籠をはじめ、瑞芳最大の宿泊施設「瑞芳旅社」跡、軽便鉄道の軌道跡の路地、大地主の廖家が営む商社「廖建芳商行」だったバロック様式建築「廖家古厝」、平渓地区の炭鉱を運営していた「瑞三煤礦」の総本部ビル「義方商行」など、当時の建築物に出逢うことができる。静かな街角に息づく華やかな時代の面影に、どこか懐かしい気持ちになる老街だ。

軽便道遺址

軽便道遺址

廖家古厝

廖家古厝

義方商行

義方商行

瑞芳旅社
新北市瑞芳區瑞芳街81號

軽便道遺址
新北市瑞芳區逢甲路139號のわき道

廖家古厝
新北市瑞芳區逢甲路166號

方商行
新北市瑞芳區逢甲路29號

※建物の見学はいずれも外観のみ

 

瑞芳老街創生基地

「瑞芳老街創生基地」は、瑞芳老街の活性化を目指す「瑞芳老街文化観光推展協会」が瑞芳区民衆服務社ビル2階に開設した活動拠点。2階フロアは老街のスポットを紹介する「瑞芳旅遊客庁」と、現地の特色あるクリエイティブグッズを販売する「瑞芳柑仔店」で構成されている。

瑞芳老街創生基地

瑞芳老街創生基地

館内で目を引くのは、空き瓶にステンドグラス風の塗装を施したボトルランプ。空き瓶は、かつて炭鉱の街だった瑞芳で坑夫が仕事帰りに酒場で飲んだ酒瓶を象徴しており、街の歴史とクリエイティブなアート創作に環境保護精神を組み合わせた特別な作品に仕上がっている。DIY教室も開催しており、観光客もボトルランプ作りを体験できる。旅の情報収集をしたり、特別なお土産を探しに立ち寄りたいスポットだ。

瑞芳老街創生基地

瑞芳老街創生基地

新北市瑞芳區瑞芳街45號2F
9:30-17:45、日曜定休
facebook.com/rueifang.oldstreet

 

不見天巷

2020年に登場した、瑞芳老街の隠れた最新スポット。建物の間で一日中陽が当たらないことから「不見天巷」と呼ばれる通路に、ステンドグラス風のボトルランプを配したアートストリートだ。カラフルなボトルの灯りと古民家の組み合わせが美しく、写真撮影も楽しい。

不見天巷

不見天巷

不見天巷

新北市瑞芳區逢甲路159巷12號(旭初図書室わき)

 

 

猴硐駅

かつては炭鉱業で栄えた街だったが、現在は住民より多くの猫が暮らす「猫村」が有名。駅前や周辺の炭鉱関連施設は資料館などに生まれ変わり、炭鉱の歴史をいまに伝えている。

猴硐駅

猴硐駅

台湾鉄道侯硐駅から徒歩で各スポットへ

 

猴硐猫村

炭鉱業で栄えた猴硐は、1990年に炭鉱が閉山されると人口が減少し、街は衰退していったが、2009年に地元の有志が街に数多く暮らす猫を観光の目玉とする取り組みを始めたことから、「猫村」として知られるようになった。2013年に米国のテレビ局CNNの「世界6大猫スポット」に選出されると世界的に注目され、国内外から多くの観光客が訪れる人気観光地となった。駅を降りるとすぐに階段や広場で猫たちがのびのび過ごしており、人懐こい猫も多く、猫好きはメロメロになること間違いなし!

猴硐猫村

猴硐猫村

新北市瑞芳區柴寮路

 

猴硐礦工文史館

日本時代から戦後の復興期にかけて台湾の経済発展を支えた石炭採掘の歴史を後世に伝えたいと、かつて猴硐地区の炭鉱で働いていた元坑夫たちが、2019年に炭鉱施設跡の建物を借り受けオープンした歴史資料館。引退した坑夫のおじいさんたちが自らの年金から建物の家賃などの資金を出し合って運営しており、ガイドも自ら務めている。

猴硐礦工文史館

瑞三本鑛坑口

1階は炭鉱の模型や文物を通して炭鉱の歴史と生活を紹介する展示室。館内の所蔵品は、いずれも実際に炭鉱で使われていたもので、坑夫の制服、ヘルメット、給料袋、掘削計画書、当時の写真などの展示物の前に立つと、坑夫の生活風景が身近に迫ってくるようだ。猴硐駅前の炭鉱関連施設とあわせて、ぜひ訪問したい。

猴硐礦工文史館

石炭

猴硐礦工文史館

新北市瑞芳區柴寮路25號
9:00–11:30、13:30–17:00、土曜・日曜9:00-17:00、月曜休館
入館無料

 

瑞三鑛業整煤廠

猴硐地区の大規模な石炭採掘がはじまったのは日本時代初期のこと。台湾鉄道宜蘭線猴硐駅が1920年(大正9年)に開業すると、石炭需要拡大への対応と生産性向上のため、駅東側に石炭の選別・洗浄を行う整炭工場「瑞三鑛業整煤廠」が建設された。最盛期には、猴硐地区の炭鉱に1日あたり500人以上の坑夫が入坑し石炭採掘にあたっていたという。

往時の姿を保存した工場内部

往時の姿を保存した工場内部

ARや最新デジタル技術を活用した体験型展示

ARや最新デジタル技術を活用した体験型展示

1990年に炭鉱が閉山すると整炭工場も長らく放置されていたが、台湾の近代産業発展における重要な遺産であることから、2005年に歴史建築に指定された。その後、猴硐駅周辺のその他の炭鉱関連施設とともに「猴硐煤礦博物園区」として整備され、整炭工場は2019年から3年に渡る修復工事を経て、2022年に一般公開された。工場は外観と内部構造を可能な限り残しながら、最新技術を導入した展示空間を展開しており、より多角的に猴硐の石炭産業の歴史と文化に触れられる場となっている。

瑞三鑛業整煤廠

瑞三鑛業整煤廠

瑞三鑛業整煤廠

新北市瑞芳區柴寮路36-2號
9:00-18:00
入館無料

 

瑞三運煤橋

瑞三鑛業整煤廠わきの基隆河に架かる運炭橋は、鉄道が開通した1920年の建設。基隆河対岸の各炭鉱で採掘された石炭は軽便鉄道でこの橋を通り整炭工場へ運ばれ、選別を経て鉄道で各地へ運ばれていった。もとは鉄橋だったが、1965年に鉄筋コンクリートの橋に改築された。橋の上には往時の軽便鉄道の軌道と台車が再現されており、当時の様子を偲ぶことができる。

瑞三運煤橋

再現された軽便鉄道の軌道と台車

瑞三運煤橋

橋の上からは基隆河の甌穴も観賞できる

新北市瑞芳區猴硐柴寮路42號

 

 

平渓線

三貂嶺駅

平渓線の起点駅。基隆河と崖に挟まれた土地に建っており、最寄りの車道までは約1㎞程歩道を歩く必要がある秘境駅だ。線路のすぐそばを通る歩道は鉄道撮影の聖地となっている。

三貂嶺駅

台湾鉄道三貂嶺駅から徒歩で各スポットへ

 

三貂嶺隧道自行車道

台湾鉄道牡丹駅から旧三貂嶺隧道、三瓜子隧道を結ぶ全長約3.19㎞の自転車道。この路線のハイライトは新北市瑞芳区と双渓区にまたがる2本の旧鉄道トンネルだ。1本は全長1852mの「旧三貂嶺隧道」、もう1本は全長110mの「三瓜子隧道」で、ともに1922年(大正11年)に開通した。

三貂嶺隧道自行車道

1985年に複線化に伴う新しい三貂嶺隧道の供用と同時に廃止され、35年に渡り放置されていたが、2019年に新北市が歴史建築に指定。トンネル内に生息する蝙蝠などの生態へ配慮する自然工法を用いた補修工事が行われ、「三貂嶺生態友善隧道」として生まれ変わった。トンネル内はレンガ造りの壁面など、もとの構造がよく残されており興味深い。鉄道の歴史と豊かな生態に触れる旅に出かけよう。

三貂嶺隧道自行車道

三貂嶺隧道自行車道

(写真/新北市政府)

牡丹駅側入口 :雙溪區牡丹街(生態隧道0K+000地点)
三貂嶺駅側入口 :瑞芳區侯三公路(生態隧道3K+192地点)
02-2493-3782(自転車道休憩所)
8:30-16:30(徒歩の最終入場16:00)
入場無料
www.sdltbikepath.com.tw
※休日は要予約(公式サイトから申請)
※公共レンタサイクルYouBike2.0「猴雙公共自行車限定版」の貸出・返却は、猴硐駅・三貂嶺舊隧道・牡丹駅・雙渓駅の4か所限定。ほかの場所で返却した場合はレンタル料金のほかに超過料金250元が引き落とされるので注意。

 

三貂嶺瀑布群歩道

三貂嶺駅南から入山する人気のトレッキングコース。歩道を代表する景勝地「三貂嶺瀑布」は、一層目の「合谷瀑布」、二層目の「摩天瀑布」、三層目の「枇杷洞瀑布」から成る瀑布群。「三層瀑布」とも呼ばれ、それぞれ趣の異なる美しさが訪れる人を魅了している。

三貂嶺瀑布群歩道

摩天瀑布

枇杷洞瀑布

新北市瑞芳區

 

 

十分駅

平渓線最大の駅で、単線運転の平渓線で唯一、上下線列車の行き違いを行う交換駅。現在では少なくなったタブレット交換が行われており、見学に訪れる鉄道ファンも多い。

十分駅

十分MAP

台湾鉄道十分駅から徒歩で各スポットへ

 

十分老街

線路すれすれに食堂や土産物店が軒を連ねる商店街の中央を鉄道が走る風景は、映画やドラマにも度々登場する平渓線を代表する光景だ。

十分老街

十分老街の人気アクティビティは、天燈に願い事を書いて空に飛ばす「天燈飛ばし」。十分で天燈飛ばしを楽しむなら、ぜひ2019年に登場した環境にやさしい新世代のエコ天燈「永続天燈(環保天燈)」を利用したい。

十分老街 エコランタン

自分たちが飛ばしたエコ天燈が上空で燃え尽きて消えたのが見えて感動!

エコ天燈は紙パルプ製の枠を使用しており、上空約300mで完全に燃え尽きるため、伝統的な天燈のように山林に燃え残った竹ひごや針金が落ちてゴミになったり、地上の樹木や建物に燃え移って火事になることがなく安全だ。エコ天燈に願いを託し、環境に配慮しつつ、伝統の天燈飛ばしを満喫しよう。

芸巧伝統天燈工芸社

エコ天燈の枠は紙パルプ製

芸巧伝統天燈工芸社

願い事を書いて飛ばそう!

◆エコ天燈実施店◆
芸巧伝統天燈工芸社
新北市平溪區十分街129號
8:00-18:00、月曜定休
環保天燈:多色NT$450

三姐妹天燈
新北市平溪區十分街105號
10:00-20:00

 

十分瀑布

半円状の美しい姿から「台湾のナイアガラ」の別称を持ち、太陽の光が射すと滝つぼに虹がかかることから「彩虹淵(虹の淵)」とも呼ばれる十分地区を代表する景勝地。滝つぼ周辺に設置されている展望台をめぐれば、美しい滝を様ざまな角度から観賞できる。

十分瀑布

新北市平溪區乾坑10號
6-9月9:00-18:00、10-5月9:00-17:00(最終入場閉園30分前)
入園無料
十分老街から徒歩30分、または台湾好行木柵平渓線「十分遊客中心」下車、徒歩8分

 

 

嶺脚駅

大きくカーブを描くホームを持つ無人駅。石炭採掘の最盛期には、周辺の3か所の採掘場から運ばれてきた石炭を鉄道に載積するための駅だった。

嶺脚駅

嶺脚駅

台湾鉄道嶺脚駅から徒歩で各スポットへ

 

嶺脚瀑布

「嶺脚瀑布」は「十分瀑布」に次ぐ平渓地区で二番目に大きな滝。駅から歩いて5分ほどで到達できるため、「平渓線沿線に最も近い秘境」と人気を集めている。滝は幅約40m、高さ約11mで、水量が多い時に現れる水のカーテンは圧巻の美しさだ。

嶺腳瀑布

新北市平溪區嶺腳里
※滝つぼに渦が発生して危険なため水遊び禁止
※階段が滑りやすいので歩きやすい靴を着用しよう

 

羊水

羊水

滝を観賞した後には、駅から徒歩1分の古民家カフェで一休み。コーヒーを片手に、基隆河のせせらぎを聴きながら、対岸を走る列車や店内を歩き回る猫を眺めていると、最高にリラックスできる。

羊水

羊水

羊水

新北市平溪區嶺腳里7號
12:00-18:00、水曜・木曜定休
ミニマムチャージ:1人ドリンク1杯
facebook.com/springunderneath.cafe
※4人以上の団体は入店不可

 

 

菁桐駅

平渓線終点の菁桐駅は、2011年の台湾映画『あの頃、君を追いかけた』(原題:那些年,我們一起追的女孩)のロケ地としても有名。日本建築の駅舎、炭鉱施設の廃墟、老街などみどころも多い。

菁桐駅

菁桐駅

菁桐駅

台湾鉄道菁桐駅から徒歩で各スポットへ

 

 

菁桐天燈館

商店街を抜けた市道に佇む高さ9mの巨大なガラスの天燈は、2014年に開館した「菁桐天燈館」の建物。毎日16時から1時間ごとに行われるライトショーでは、天燈部分のLEDディスプレイでランタン文化の紹介と電子ランタンが空を舞う様子を描いたアニメーションを上映している。

菁桐天燈館

新北市平溪區靜安路二段141號
10:00-19:00、水曜休館
facebook.com/policeskylanterns2

 

碳場咖啡

碳場咖啡

菁桐駅向かいの高台に建つ炭鉱遺跡は、石炭と不要な土砂を選別し、水で洗浄を行う「選炭場(洗炭場)」だった建物。1921年(大正10年)の建設で100年の歴史がある。

碳場咖啡

現在はカフェになっており、工場の面影が残る店内の壁面には、炭鉱や天燈飛ばしといった菁桐の風景が描かれ、ノスタルジックな雰囲気が漂う。窓の外に広がる菁桐駅と緑の山々の絶景を楽しみながら、静かなティータイムを過ごそう。

碳場咖啡

碳場咖啡

碳場咖啡

新北市平溪區菁桐街50號
9:00-17:00、火曜定休

 

 

 

※掲載情報は取材時のものであり、現在の情報とは異なる場合があります。